少人数学級や育児休業、部活動手当の改善、家族看護休暇や介護休暇。みなさんがあたり前のように使っている制度や休暇、職場の環境は、70年を越える組合活動の中で先輩たちが勝ち取ってきたものです。先輩たちがそうしてきたように、私たちも組合活動を通して、教職員・子どもたちの笑顔輝く学校をつくり、次の世代へとつないでいく必要があります。あなたの力をぜひ貸してください。
子どもたちの笑顔
特別支援学校・寄宿舎のエレベーター・エアコンの設置 |
エレベーターは近年、毎年1基程度ずつ設置されています。エアコンは2009年、寄宿舎のすべての舎室に設置されました。 |
少人数学級 |
全国に先駆け、2001年度から小学校1・2年生で32人以下学級が実現しました。35人以下学級は2013年度から小学校3年生で実現。以降、順次拡大し、2015年度から小・中学校全学年で少人数学級が実現しています。 |
家族の笑顔
育児休業 |
1976年度からスタート。当初、教員のみ1年間だったものが、今ではすべての職種に適用され、取得可能期間も2002年度から3年間になりました。また、育児休業取得による賃金面での不利益も改善。2010年からは配偶者が専業主婦(夫)や育児休業中でも利用できるようになりました。育児休業中の手当金も当初、給料日額の25%だったものが、現在は50%以上(最初の180日間は67%)に改善しています。 |
産前産後休暇 |
かつては子どもが生まれる直前まで働かなければならない時代もありました。1986年度から学校事務職員、学校栄養職員も16週取得できるようになりました。 |
介護休暇・介護時間 |
介護休暇は1995年度からスタート。2010年には短期介護休暇が、2017年度からは介護休暇の分割取得や介護時間の新設が実現しました。 |
育児短時間勤務制度 |
2008年度からスタート。2010年には配偶者が専業主婦(夫)や育児休業中でも利用できるようになりました。 |
家族看護休暇 |
以前は2日間のみ。現在は1年で7日間取得できる他、2010年からは小学生以下の子どもが複数いる場合10日間取得できるように改善されました。(新潟市は9歳未満対象の「子の看護休暇」があります) |
教職員の笑顔
部活動手当 |
2005年時点では、4時間程度で1,200円のみ。以降、2018年を含め5回にわたり改善が続き、現在は2時間以上で1,800円、4時間以上で3,600円、6時間以上で3,900円となっています。 |
多忙化解消アクションプラン |
2010年からスタート。2016年からの第3次プランでは教職員の勤務時間の管理がスタートしました。 |
へき地手当 |
2010年度から県内25校の級地がアップしました。級地がアップすると、手当が増額されます。 |
事務職員の給料表6級新設 |
2013年度からスタートしました。(新潟市は現在5級まで) |
月例給・一時金の改善 |
いわゆる月給とボーナスは2014年度から4年連続(新潟市の月給は3年連続)の引き上げ。実に52年ぶりの4年連続賃金アップです。 |
ハラスメント防止指針 |
2014年策定、2017年改正。セクハラ・パワハラの定義や具体例、所属長の責務などが示されています。 |
初任給改善 |
2015年度からの4年間で月額約7,000円も増額しています。。 |
寒冷地手当 |
2015年度から旧糸魚川市、旧中条町、旧与板町など8地域が支給対象になりました。 |
臨時採用教職員の離職期間 |
2018年度から離職期間が最大7日まで短縮可能となりました。また、短縮ができる業務が大幅に拡大され、事務員・栄養士も短縮できるようになりました。 |
社会保険の継続 |
2018年度から臨時採用教職員の離職期間が1か月未満の場合(短縮が1日でもあれば)、社会保険が継続できるようになりました。 |
※ここで紹介しているもの以外にも、たくさんの成果があります。