Q&A

労働組合とは?

労働組合は、憲法第28条が保障している「勤労者の団結する権利および団体交渉その他の団体行動をする権利」に基づき、豊かで安心して暮らすことのできる社会をめざして、労働者が組織し活動する団体です。
労働組合がある会社とない会社、みなさんは教え子にどちらをすすめたいと思いますか?それはなぜですか?労働組合は賃金等について使用者と対等な立場で交渉できますし、個人では解決できない悩みも労働組合の要求として掲げ、解決を図ることができます。労働者一人ひとりを守る心強い味方なのです。

新潟県教職員組合(新教組)とは?

新潟県教職員組合は1947年6月4日に結成された歴史ある組織で、小・中・特別支援学校で働く教職員、約1万人が加入しています。学校ごとの組織にあたる分会、県内に9つある支部、そして本部があります。また、青年部・女性部などの専門部もあります。新教組としての活動以外にも、日本教職員組合や連合(日本労働組合総連合会)・連合新潟、地公労(新潟県地方公務員労働組合共闘会議)の仲間とともに行う活動などもあります。

組合費はいくらですか?

組合費は給与の約2%(4,000~6,500円)くらいで、およそ半日働いた分に相当します。これは全国の労働組合の平均的な額です。組合費は、集会参加者の旅費など活動の資金としたり、組合の本部・支部で働く役員等の人件費にあてたりしています。「半日働く分を、子どもたちのため、教職員同士の助け合いのために」と考えてみてください。決して大きな負担ではないと思います。なお、臨時採用教職員の組合費は常勤で月額1,000円、非常勤で月額500円です。

どうやって加入したらいいですか?

まずは学校の分会長に加入の意思を伝えてください。各学校に組合加入届がありますので、記入して分会長に提出してください。加入にあたって分からないことは、分会長に、また分会長を通して支部に問い合わせてください。(組合活動では学校を分会と称します。分会長は分会の代表として組合活動を推進しています。)

条件つき採用期間でも組合に入れますか?

条件つき採用期間でも組合に入れます。実際、毎年多くの新採用者が新教組に加入していますし、4月当初に加入する新採用者も大勢います。新採用だからという理由で組合に加入できないという制度はありませんのでご安心ください。
新採用者も同じ職場で働く仲間です。子どもたちのため、勤務労働条件改善のために力を合わせていきましょう。